きれいなだけのフラなんか、つまらない

先日、ずっと衣装でお世話になっているショップに行きました。
急な、無理なお願いをまたもや聞いていただいてしまった(汗)。
だけど、いっつも無理を聞いてくださるスタッフのみなさん、本当に
すいません。そしてありがとうございます!
教室ができた時からかれこれ4年。お世話になってるわけですが、これも
何かのご縁なのでしょうね。

今年の春にはずっとうちの教室を担当してくださってたスタッフの方が
「もっと勉強したいからパリに留学するんです」って退職されました。
すごく信頼してた方だったので残念でしたが、彼女の勇気に感動しました。
「先生も、今年はウサギの年ですよ、大きく跳ぶ年ですよ、がんばって!」と
ウサギのようなジェスチャーをして励ましてくれました。

独立することになって、ものすごく不安でたまらなかったんだけど、彼女の
その言葉がとても力強かったな。Hさん、頑張ってるかな?

彼女は昨年のメリーモナークで、ミスアロハフラの衣装を担当していました。
その舞台裏の話をいろいろ教えてくれたけれど、聞いてるだけで私、
興奮しちゃいました。プロの仕事、そしてプレッシャー、緊張感。
クムのこだわりに合わせる大変さ。そしてみごと受賞が決まった瞬間の感動!

私たちの教室の衣装は、そんな素晴らしい仕事をしてきた方が担当して
くださってたのです!ありがたいことです。

先日お伺いした時も、ショップの代表が素敵な話をしてくださいました。

代表、たくさんの先生と接することが多いし、たくさんの先生の踊りを見ることも
多いですが、その中で、「あれは感動したなあ」と教えてくださったのが。
とある西日本のお教室の先生と生徒さん達の話。

その先生はほとんど目が見えないそうなのです。光をわずかに感じられるほど。
振りはご自身でつけられて、それを生徒さんにレクチャーしてるそうですが、
生徒さんが踊れているかどうかは先生には確認できない。
生徒さんが「できました」と言うまで、レッスンでは、何度も何度も生徒さんとともに
踊り続けるそうです。先生はお若くはないので、生徒さんは先生の負担にならない
よう、早くきちんと踊れるように頑張る。思いやりですよね。
そんな中、自然に思いやりが生徒さん同士の間でも生まれるそうなんです。

あるとき、パーティでそのお教室の先生と、生徒さんが普段着で踊りだした
そうなんですが、これがもう!見事なぐらいぴたっと揃っていて、温かで、
そして誰ひとりとして「自我の強い」踊りを踊るダンサーがいなかったんですって。
普段着のパーティですら、互いのことを、気配を感じて、思いやりながら
踊っていたそうです。

たくさんのフラを見てきた代表、「あれは本当に感動した」っておっしゃってました。

本当に、素晴らしい話ですね。

「きれいなだけのフラなんか、すぐ飽きますよ。つまらないじゃないですか。
僕らが見たいのはそんなフラじゃない。やっぱり、
フラには人間性がまるごと出てしまうんです。素晴らしい踊りを
踊る人は、もう舞台にあがってものの数秒で場の空気を変えてしまうんですよ。
先生もいつか、ソロで場の空気を変えれるほどの踊りを見せてくださいよ!」

励ましてくださいました。

このショップに衣装をお願いしてよかったなあ、ってつくづく思いました。
そして、これからもがんばって、スタッフのみなさんに
「この教室に衣装を作ってきてよかったなあ」って思ってもらえるような
踊りを目指したいなって思ったんです。

うちの生徒さんのフラ、私は好きです。性格の良さがにじみ出てる踊り。
それはもう、どれだけ練習したって作り出されるものじゃないんですよね。
持って生まれたものなんです。
だから、あとはもう、練習すればいいだけ!

がんばろうねー、みんな。
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by pikoaloha | 2011-08-07 13:44 | Lesson

Hula への思い、日々のレッスンについて綴ります♪


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